TSUKUBA WHITE DENTAL CLINIC
茨城県・つくば市でいびき・睡眠時無呼吸症候群の治療|つくばホワイト歯科・矯正歯科
【いびき・睡眠時無呼吸症】
当院では、いびきや睡眠時無呼吸症でお困りの方のために、地域の医療機関と連携し、専門医による睡眠歯科外来を行っております。
1.睡眠時無呼吸症候群とは
睡眠時無呼吸症候群(SAS)は、睡眠中に呼吸が一時的に停止する症状です。この病気は、夜間の質の低下だけでなく、日中の眠気や集中力の低下につながり、放置すれば心筋梗塞や脳梗塞などのリスクを高める可能性があります。
当院(つくばホワイト歯科・矯正歯科 茨城)では、いびきや睡眠時無呼吸症候群でお悩みの患者様にマウスピースによる治療を行っております。
セルフチェックシート
☐ 家族からいびきを指摘された
☐ 家族から寝ている間に息が止まっている
と言われた
☐ いくら寝ても日中眠気や倦怠感がある
☐ 集中力・記憶力・判断力が不足している
☐ イライラすることが多い
☐ 息苦しさや尿意で夜何度も目が覚める
☐ 肥満がある・最近太ってきた
☐ 歯並びが悪い・顎が小さい
☐ 起きると喉が渇いている
☐ 家族からいびきを指摘された
☐ 家族から寝ている間に息が止まっていると言われた
☐ いくら寝ても日中眠気や倦怠感がある
☐ 集中力・記憶力・判断力が不足している
☐ イライラすることが多い
☐ 息苦しさや尿意で夜何度も目が覚める
☐ 肥満がある・最近太ってきた
☐ 歯並びが悪い・顎が小さい
☐ 起きると喉が渇いている
2. 原因と診断
いびきやSASの原因は多岐にわたりますが、肥満、アルコール摂取、アレルギー性鼻炎や扁桃肥大など、気道が狭くなる要因が関係していることが多いです。診断は、睡眠障害を取り扱っている医科での検査によって確定されます。
3. いびきと睡眠時無呼吸症の治療方法
いびきと睡眠時無呼吸症候群の治療は個々の患者の症状や程度により異なりますが、CPAP(持続的陽圧呼吸療法)、生活習慣の改善、薬物療法、外科的手術が行われています。特に中等症や重症の場合は、医科でのCPAP治療が第一選択になります。一方で、歯科では主にマウスピースによる治療を行なっております。この治療は、軽症から中等症に効果があると言われ、顎を前方に固定することで気道を確保し、喉の後ろの空間を広げることで、いびきや無呼吸を軽減します。これらの治療法は、原因や症状の程度に応じて、医師により決定されます。
いびき・睡眠時無呼吸症の治療
・CPAP
・口腔内装置(マウスピース)による治療
・小児への上顎急速拡大
・咽頭の手術料(扁桃摘出アデノイド切除な)
・鼻の手術(鼻中隔矯正手術まど)
・顎骨の手術(顎骨前方移動術・おとがい形術など)
・その他:減量:薬物療法など
歯科でのマウスピース治療
就寝時(特に筋肉が緩むレム睡眠時)軟組織による気道の閉塞で無呼吸やイビキが起こります。
下顎を前方位にて固定したマウスピースを装着することにより、
舌を前方に引っ張り、気道を確保します。
4. 当院におけるマウスピースの治療
【マウスピースの種類】
•保険適応タイプ(3割負担の方で15,000円程度)
•保険適応外(15万円~):上下分離型
この他にも患者様の状態やニーズに応じ様々な種類の
装置をお作りしております。
医科からの”睡眠時無呼吸症”の診断が書かれた紹介状が必要です。
また、無呼吸症を伴わない単純ないびきや他の睡眠障害では、
保険の適応となりません。
手のひらサイズですので、ご家庭だけでなく旅行や出張にも携帯が便利です。
5. 治療の流れ
カウンセリング
いびきや睡眠の状態をお伺いし睡眠検査施設へ紹介状をお渡しします。
睡眠検査施設
睡眠検査・医師による診断、治療方針
マウスピースによる治療が適応となった場合
問診票、レントゲン、お口の検査(初診時は検査のみ)
(マウスピースの固定源は歯とその周りの骨です。虫歯や歯周病があると装着が困難になるため、そちらの治療を優先して行います。)
マウスピースの作成
歯の型採りと顎の位置決め
作成に約2週間かかります。
マウスピース治療を開始
まず1〜2週間使用していただきます。
位置の調整
自覚症状の変化、歯や顎の痛みの有無などを確認し、必要に応じて装置の調整を行います。
顎の位置は、効果と副作用を見ながら決定しますので、何回かの通院が必要です。
効果判定検査
判定結果の検討と装置の調整
十分な効果が得られていない場合はマウスピースの調整、あるいは他の治療の併用や治療方法の変更を検討する場合があります。
定期検診
歯の検診とクリーニング(かかりつけの歯科医院がある場合はそちらでお願いします)、およびOAの状況や、副作用の有無を確認するため、数ヶ月に一度、当院での定期検診を行います。
6. 子供のいびきと睡眠時無呼吸症
睡眠時無呼吸症は大人の病気だと思われがちですが、実は小児にも発症します。小児のいびきや睡眠時無呼吸の原因は、大人と違い、扁桃腺(口蓋扁桃)やアデノイドの肥大が大半で、これにより鼻づまりや、のどの気道が塞がることでおこります。成長過程で口呼吸をしていると、顎の劣成長や形態異常になりやすく、噛み合わせや歯並びにも悪影響を与える他、様々な弊害が生じます。
子供のうちはいびきだけのことが多いのですが、成長や体重の増加と共に、睡眠時無呼吸症に悪化する可能性があり、早期の対応が必要となります。特に子供の場合、いびきや睡眠時の無呼吸で睡眠の質が悪くなると、発育障害・学習障害・行動障害などを引き起こすことが知られています。
お子さんにこのような徴候が見られましたら一度ご相談ください。
☐ いびきをかいている
☐ いびきの最中に息が止まることがある
☐ 鼻が詰まっている・口呼吸をしている
☐ 扁桃腺が大きい
☐ 漏斗胸がある
☐ イビキ時に胸が陥没する(陥没呼吸)
・ 漏斗胸がある
☐ 顎が小さい、歯並びが悪い
☐ 肥満がある
☐ 寝起きが悪い
☐ 日中の眠気が強い (授業中の居眠り)
☐ 集中力・記憶力・判断力が不足している
☐ ADHD症状(注意欠陥・多動性障害)
☐ いびきをかいている
☐ いびきの最中に息が止まることがある
☐ 鼻が詰まっている・口呼吸をしている
☐ 扁桃腺が大きい
☐ 漏斗胸がある
☐ イビキ時に胸が陥没する(陥没呼吸)・ 漏斗胸がある
☐ 顎が小さい、歯並びが悪い
☐ 肥満がある
☐ 寝起きが悪い
☐ 日中の眠気が強い (授業中の居眠り)
☐ 集中力・記憶力・判断力が不足している
☐ ADHD症状(注意欠陥・多動性障害)
7.当院における子供のいびきと睡眠時無呼吸症への矯正治療
一般的に耳鼻科で扁桃腺の摘出を行いますが、当院では耳鼻科的な疾患のコントロールのもと、上下の顎の発達が悪い小児に対し、矯正装置で顎を広げる治療を行います。それによって口腔容積が広がり、同時に鼻閉(上顎が広がると鼻腔底も広がるため鼻腔通気度が改善します)や歯並び・噛み合わせも改善できます。また治療前後に鼻腔通気度検査を行い、鼻の通りの改善度を評価しています。
上顎の正中にある軟骨を左右に広げ拡大後は前歯にできた隙間を別の装置で並べます。
装置は上下につけます。10歳くらいまでに治療開始します。
8.当院における大人のいびきと睡眠時無呼吸症への矯正治療
当院では、小児への顎の拡大治療だけでなく、成人への顎の拡大矯正治療(S H療法)も行なっております。
就寝時(1日約8時間)に装着しますので人に気づかれません。8歳以上に適応です。
記事監修ドクター
院 長
姉川絵美子
お口の健康から皆様の生活がより豊かになるようお手伝い致します。
お口の健康から皆様の生活がより豊かになるようお手伝い致します。
・久留米大学医学部医学研究科博士課程 修了
・久留米大学医学部歯科口腔医療センター 助教
・スタンフォード大学 客員研究員
Sleep and Circadian Neurobiology Laboratory,
Stanford Center for Sleep Sciences and Medicine
・一般歯科医院・睡眠クリニック勤務
・横浜市立大学医学部口腔外科 非常勤講師
・筑波大学国際統合睡眠医科学研究機構 客員研究員
・つくばホワイト歯科・矯正歯科 勤務
・医学博士
・日本睡眠学会 専門医
・日本睡眠歯科学会 認定医・評議員・指導医
・DGZIドイツ口腔インプラント学会 認定医
・ISOI国際インプラント学会 認定医
睡眠関連の主な著書(筆頭著書 )
- Chronic Powder Diet After Weaning Induces Sleep, Behavioral, Neuroanatomical, and Neurophysiological Changes in Mice. 2015
- 小児の睡眠呼吸障害の治療~上顎急速拡大による小児OSAへの治療
- 睡眠医療における歯科医師の役割 —小児SASへの新たな歯科矯正治療 2010.
- スタンフォード大学Sleep Disorders Clinic(睡眠外来)留学記. 2010
- アメリカにおける睡眠学の現状. 2010
- 頭位が上気道幅径に及ぼす影響に関する検討. 2009
- Lateral cephalometric analysis of the pharyngeal airway space affected by head posture. 2008